スタッフブログ
驚きの変化?!令和の冠婚葬祭
2024.09.17
CATEGORY : プランナーの想い
こんにちは 田中です。
先月FMあずみの
チームほっこりの火曜もハッピータイムの生放送に出演させていただきました!
4名のパーソナリーティさんに質問いただきながら、会話スタイルで進んで行く約1時間のコーナーで、弊社の事業であるトゥモローウェディングのこと、アラウンドバッテリーのことを楽しくお話しさせていただきました♩
貴重な機会をいただき感謝いたします。
パーソナリーティのお一人は日ごろお世話になっている司会者さん。
令和の“今”の結婚式の話しになると、ほかの3人の方は興味津々で聞いてくだりつつ、時にビックリされたり。
例えば…引出物のこと
“かつては大きな袋にたっぷり・ずっしりと入った引出物が魅力とされた時代があった”話しに触れたところ、一同共感。笑
そののち、カタログギフトが登場して浸透した…というところまでは うなずていらっしゃり、
今はカードタイプの引出物(QRコードで読み込んで、スマホで商品を選び注文)も選択肢のひとつとしてすっかり浸透した話には
「なるほどね~!」 「今はそうなんだ!」 「たしかに今は荷物少ないのが喜ばれるかもね」と
驚きつつも納得というリアクションでした。
そして話題は、ご祝儀のことに。
パーソナリティーの方から
今はご祝儀を事前支払い(いわゆる振込)にされる方もいらっしゃる…という話しが出て
他のパーソナリティーさんたちビックリ!
そこだけ切り取って聞くと驚くのもムリないですが、もちろん急にそうなった訳ではないのです。
今ではすっかり浸透したWeb招待状も、かつては二次会やウェディングパーティーなどカジュアルめな形式のときに使われることが多く、中には事前精算ができる機能が選択できるものもあり、そこから繋がっているかと思われます。
会費制は皆様に金額を案内するので、ある意味、公になった金額。なので事前精算という形式も受け入れやすいのかもしれないですが、ご祝儀が振込と聞くと、事務的・ドライ という印象を持たれがちなのは、ご祝儀を用意する工程も、人々にとってお祝いごとの嬉しさを味わえるワンシーンだったからかもしれないですね。
これまでに振込形式を選んだり・検討されるの当人(新郎新婦)たちは、簡単に済ませるという観点ではなく
むしろ来てくれる皆さんへの気遣いとして検討されていらっしゃる方たちでした。
遠くから来てくれるから受付混み合うよりも、ゆっくり過ごしてほしい とか
ご祝儀袋を買いに行って、新札を用意して…を軽減をしてあげたい とか
みんなに来てもらえることが嬉しいからこそ、できるだけ…と、そんな想いで検討したり、導入されていらっしゃいます。
もちろん、ご祝儀袋や新札を用意すること・袋に丁寧に名前を書くこと…これらのいわゆる“手間を掛ける”ことが、自分の気持ち=お祝いの気持ちのひとつでもある、と捉えることも大いに共感しています。
一方で 大切な○○ちゃんの結婚式に参列することが、気持ちの表れになることもあるのです。
職場でその日に希望休を取ること、家族との調整が必要など、スケジュール調整が簡単じゃない方にとって、出席することも大きな気持ちの表れにもなりますよね。
ご祝儀のことなど部分的に形は変われど
結婚する二人を祝福する場であり、
お世話になった方・これからもご縁を大事にしたい方に、当人たちが挨拶する場
という結婚式の本質的な部分は令和の今も脈々と受け継がれていて
そこにぜひ価値を置いていけたらいいなと感じるこの頃です。
ラジオ出演で、そんな風に感じて、思ったこと…
それは、葬や冠、祭にも変化は常々あり、近年のことで私が感じたことは
(宗教に寄りますが)仏事は精進料理とされているところ、現代ではお肉料理やお寿司、洋食などが普通に並びますが、それも捉え方を変えれば “生前、好きだったから”とか “みんなで美味しくいただく”ことに重きを置いているということなのかなと想像します。
七五三も、本来はご祈祷があってプラスアルファでの記念撮影だったはずが、いつしか写真撮影に重きが置かれている雰囲気もあり、年齢に合わせた装束のほかに、男の子ならパイロット、女の子ならお姫様といったコスチュームでの撮影。これも捉え方を変えれば “子どもたちに夢を叶えるという体験をさせてあげたい”という想いからなのかもしれませんね。
地域のお祭りが人口減少によってお囃子をいよいよ録音にして流す案が出ているところもあるそう。これも“味気ない”と捉えてしまったらそれまでなのですが、神事の意味を知り、重んじることで、執り行うことをどう続けて、つなげていくことかに重きを置けば捉え方も変わってくるなと感じました。
結婚式も、部分的に変わったり、新様式を取り入れることで、結婚式という文化があることを、日本に、地域につないで行けているのが今のかもしれませんね。
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