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夏詣(なつもうで)とは?
2023.08.27
CATEGORY : 季節のこと・趣味のこと
皆さま こんにちは 田中です。
夏にお参りする夏詣(なつもうで)という文化を知りました。
和婚アカデミーという勉強会に参加し、プログラムのひとつに神社で、宮司さん直々に教えてくださる時間があり、会場にいらした元巫女さんから聞いたのが「夏詣」のお話し。
ちなみに 和婚アカデミーというのは
今ではすっかりポピュラーな和婚という言葉、この「和婚」という言葉の生み親である飯田美代子先生が主宰の塾です。
過去に何度か参加させてもらいましたが、このたびパワーアップした講座が開かれるとのことで久しぶりに浅草へ!
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飯田先生は戦前生まれでいらっしゃるので、戦前・戦中・戦後の日本の移り変わりと共に、結婚式の移り変わりも実際に見てきた方。
子どもの頃に見た花嫁さんのお話しは、飯田先生が実際に見て、そして体感したお話しなので、本当に本当に貴重なお話しです。
江戸っ子だそうでして^^ お話にグングン引き込まれます。見たことない時代のことでも情景が浮かぶのです。
こちらは本物の「熨斗あわび」。
現代ではビニール素材で模したものが代用されていますが、本来はこういうものを結納品の一品として贈っていたそうなのです。
「日本の結婚式」について知ると、本当に魅力と価値を感じます。
本当のことを知っていれば、アレンジしても良いとおっしゃった意味がじわじわと浸透します。
現在93歳の飯田先生は、令和の今に合う結婚式のスタイルをつくることなども提言されていらっしゃって本当にまぶしい方です。
昼食付のアカデミー。
とても素敵な場所で学ぶことができながら、こちら一松さんのミニ懐石が昼食。
食事も学びの場になっています。
茶寮 一松HP
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「浅草神社(あさくさじんじゃ)」は、あの雷門の奥にある浅草寺(せんそうじ)の隣にあるのです。
お寺の存在しか把握しておらず、神社があったことを存じ上げずに恐縮しつつ驚き、かつ
お寺と神社が隣り合うってあるんだということにも驚きました。
神仏って昔は集まっていたのかもね なんていう見解を聞いて妙に納得。
宮司さんのお話しは、本当に本当に勉強になるものでした。
長いこと結婚式に携わってきて、神社挙式についても勉強しながら携わってきたつもりだったけど、まだまだ知らないことがあり、そんな深い成り立ちなんだ…!と目からうろこが連続の時間でした。
宮司さんの言葉でとても心に響いたのは
節目の時、人は感謝と祈りを捧げるという言葉。
ここでしか学べない日本の結婚式の歴史や、文化を学ぶ濃密な時間でした。
そして、夏詣のお話し。
大晦日に一年の穢れを祓って新年を迎え、1月1日から1月7日までが新年のお参り(初詣)。
6月30日に「大祓い(おおはらえ・おおはらい)」という文化は各地であることかと思いますが、皆さんも一度は見たことあるでしょうか、藁で組んだ大きな輪っか(茅の輪)を通る儀式。
半年間の穢れを祓い清める神事です。
12月31日に祓い清め、新年を迎えお参りする。
そこになぞらえて、6月30日に半年の穢れを祓い清める神事があるなら、ぜひ7月1日からの7日間お参りするのはどうだろうか
というところで夏詣が誕生したそうです。こちら浅草神社さんが発祥だそうなのです!
その素敵な発想に感動しました。
日本の伝統や文化を、今の時代や人々に合うような提案ができるよう、これからも進めてまいります♩
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