ウェディングコラム
ケーキ入刀に込められた 本当の意味って?
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“新郎新婦 夫婦での初めての共同作業です!”
司会者さんから、こんなコメントで紹介されることの多い、人気のセレモニー“ケーキ入刀”
今から20年ほど前は、全長2メートルは超えそうな豪華なイミテーションケーキが主流でしたが(笑)
今は、おふたりらしいオリジナルフレッシュケーキのデザインを見るのも楽しみの一つですよね♪
ここでは、そんな人気のセレモニー“ケーキ入刀”が、なぜ結婚式で行われるのか???
諸説いろいろではありますが、ただのセレモニーや撮影の為だけじゃない!
もっと大切な想い出となりますように、素敵な由来をお届けします♪
ケーキもデザートブッフェも楽しめる会場
☆子孫繁栄・ふたりの幸せを願って“ウェディングケーキ”が誕生
始まりは甘い甘いケーキ!ではなく・・・“ビスケット”だったそうです!
約1900年前の古代ローマでは、繁栄の象徴である“麦”と塩で作ったビスケットが結婚式で使われていました。
そのビスケットには、夫婦の幸せや将来の繁栄、子宝に恵まれますように・・・と願いを込めて。
新郎が一口食べて、残りを砕いて新婦の頭にかける!
そんな風習があったと伝えられているそうです。
そのビスケットの欠片には幸せな力があると考えられ、
ゲストが競い合って拾ったそうです。
今では考えられない儀式ですが(笑)
新郎さんの顔がケーキまみれになったり
ケーキをゲストに配ったり
1900年の間でカタチを変えて、受け継がれているのかもしれませんね♪
そんな“ビスケット”が、豊作を意味する葡萄などのフルーツを加えた“フルーツケーキ”になり。
現在の“ウェディングケーキ”に近づいたのは、18世紀にイギリスの女王のご成婚の時に誕生した、
3段重ねの“シュガーケーキ”だったそうです。
その3段重ねのケーキは、下段のケーキを参加してくれたゲストへ。中段のケーキは来られなかった人たちへ。そして上段のケーキは大切に保管をして、ふたりの子供が産まれた時に食べていたそうです。
☆なぜケーキに“入刀”するの?
こちらも諸説ありますが。
一つは、ギリシャ神話の中から・・・
若い男女が永遠の愛を誓い、1つのパンをふたりで分かち合って食べた。
そんな言い伝えが、もとになっていると言われています。
分かち合える食料がある = 将来食べる物に困らない 豊かさの象徴
ふたりで手と手を取り、どんな困難も切り開いていく!
そんな願いが“ケーキ入刀”のセレモニーに繋がっているそうです。
そしてもう一つは、夫婦での初めての共同作業!だったそうです。
アメリカに伝わるお話しで、新婦の母親がケーキを作って、新婦がそのケーキをカットしてゲストへ配る役目だったそうです。
当時流行っていたシュガーケーキを、大勢のゲストにカットするのはとても大変・・・
その様子を見ていた新郎が、ナイフを持つ新婦の手にそっと手を重ねて、一緒にケーキをカットしたことが始まりだと言われているそうです。
やるのが当たり前になっている“ケーキ入刀”のセレモニーには
ふたりの幸せと、これからの人生の繁栄を願う ゲストからの想い
ふたりの大切な人たちと、これから訪れるふたりの子供へ 幸せを分かち合うふたりの想い
ふたりで手と手を取り合い幸せになる ふたりの愛の誓い
大切な新婦へ 手を差し伸べる新郎の優しい気持ち
沢山の想いが込められた“ケーキ入刀”のセレモニー♪
おふたりの大切なゲストの皆様と、横で手を握り笑っている大切な人と、おふたりの新しい家族へ
沢山の愛を心に、素敵なシーンを大切に行ってくださいね♪
どんなケーキになるんでしょうね・・・
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